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・CADを使った靴型デザイン(その7)【靴型のパラメトリックデザイン】
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・かがみ式とは?(What? Kagami Method)

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2018年12月01日

かがみ式とは?(What? Kagami Method)

各務房男先生、お元気な90歳おめでとうございます。

先日、各務房男先生の90歳の祝賀会が行われました。
おめでとうございます。
先生のごあいさつの中に、かがみ式を広めたいので我々、受講したものには、知的所有権や著作権を公開するとのお話がありました。
「かがみ式」という言葉は聞いたことがあるが、中身はよく知らないという方は、多いと思います。
この機会に、多少違っていてもお許しいただけそうなので、私なりの解釈で、解説したいと思います。

なにせ1977年から1981年ころの受講内容ですから内容は変わっているかもしれませんがお許しください。


かがみ式の始まり
先生から聞いた話ですが、おおよそこのような経緯と承知しています。
はじめは靴職人として仕事をしておられました。
探究心の強さから、どうすれば早くきれいに靴が出来るか研究しながら仕事をしているうちに抜群の技量を身に付けられました。
当時の職人は技術がある人でも人には教えず、ただ仕事を自慢し工賃を稼ぐことしか考えていない人ばかりでした。
幾ら良い仕事をしたとしても、一生に作れる靴の数は限られているし、何時かは壊れてごみになります。
このような職人の有り方に疑問を感じ、ご自分で研究したことを他人に教える仕事に転向されました。
当時は(今もですが)、靴づくりには「なぜ?!」という分からないことが非常に多くありました。
研究を深めるためには、実験を繰り返し積み上げていかねばならないので、とても工賃仕事をしている暇はありません。
その当時から今現在にいたるまで、教育、指導で研究を続けられる収入を維持したという事は、不思議な商才もお持ちなのでしょうか?

以上は先生のお話を思い出して書いたストーリーです。
ダイジェスト版ですから、詳細はいずれ先生の書籍が出れば、明らかになるでしょう。

かがみ式とは?
本題に入りますが、かがみ式とは、各務房男氏が長年の研究をまとめてこられた、靴づくりに関する、設計手法(基準)、計測手法(器具)、製靴機械工具、すべてを指します。

靴型設計基準および計測規定
最も代表的なものが、靴型の計測法で靴型に規定の位置に線と印を付けそれらの長さ、角度などを測る規定です。
線と印を付けるための器具として、基線配列器という靴型固定器具を使用します。これによって、Xj軸、Y軸、Z軸に垂直な各断面線を引くことが出来ます。
計測点は足長に対してパーセンテージで表した規定値の表に基づいて印し靴型表面に沿って長さを計測します。
計測した値は、足のタイプ別分類表と換算値とで、照合し足との適合性を検証することが出来ます。
かがみ式 図01.jpg

足の計測方法
かがみ式教室では単個設計というカリキュラムがあり、自分の足を計測し、基準換算値を使い靴型を設計し靴にして、試し履きをし、換算値の適性を検証することが出来ます。
ここでは、足の計測方法と、実際木型を削る時の削り方と靴型計測方法が学べます。
足の計測器具としては、足裏の外形と凹凸を型取りするための石膏枠。踵を上げたときに変化する踵オワン部分の傾斜角度を測る器具などがあります。
※かがみ式靴教室様より画像引用

そのほか
かがみ式には、各務氏が考案したものがすべて含まれますので、ほかにさらし布を靴型表面で硬化させ、平面展開する紙型制作法。
甲革癖付け機械、ブーツやモカシンなど特殊なアッパーを制作するための、紙型と製作手法などがあります。


かがみ式靴教室
posted by 株式会社 パイン at 18:34| Comment(0) | 靴作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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