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CAD関係
・CADを使った靴型デザイン(その1)【従来の方法との違い】
・CADを使った靴型デザイン(その2)【振り角とヒールカーブ角度】
・CADを使った靴型デザイン(その3)【ヒールのパラメトリックデザイン】
・CADを使った靴型デザイン(その4)【再現性と可逆性】
・CADを使った靴型デザイン(その5)【ルール化とリバースエンジニアリング】
・CADを使った靴型デザイン(その6)【靴型CADの運用モデル】
・CADを使った靴型デザイン(その7)【靴型のパラメトリックデザイン】
・CADを使った靴型デザイン(その8)【3DCADと3Dプリンタの活用】
・CADを使った靴型デザイン(その9)【3Dデザインのその先】
・3DCADによる設計について過去展示物
・EIGHT QUEENとメビウスの輪
・3dCADとかがみ式(3D Modeling Last between Kagami Method)

靴作り
・靴作りの用語(その1)【革の種類】
・靴作りの用語(その2)【靴の部分の呼び方】
・靴作りの用語(その3)【見えない部品】
・靴作りの用語(その4)【甲部分の部品】
・JIS規格の足囲と靴型のボールガースの関係
・かがみ式とは?(What? Kagami Method)

専門向け
・ヒールとれ問題の対策について(その1)【問題の把握】
・ヒールとれ問題の対策について(その2)【故発生の要因の考察】
・ヒールとれ問題の対策について(その3)【対策】※専用センタービス、補助釘の御案内あり
・ヒール強度について

トピック、その他
・ブログはじめます。
・科学と経済
・確率とビジネス(その1)【モンティホール問題】
・確率とビジネス(その2)【確率の理解】
・確率とビジネス(その3)【開発における達成率(完成度)】

2016年04月21日

【専門向け】ヒールとれ問題の対策について(その1)

      IMGP1959.jpg
       ▲ヒールの断面

はじめに
●問題の重要性はどの程度?
最近はヒールに関する事故について、よく話題に取り上げられます。
歩行中にヒールが折れたり取れたりすると、転倒事故など大怪我にもつながる恐れがあるので、常に注意深く作られている部分ではあります。

昔から細いハイヒールでの折れたり取れたりの事故はつきものでしたが、PL法が施行されたころから流通業(特に百貨店等)でこういった事故に神経を尖らせる様になったと感じられます。
同業他社製品で事故が多発すると、卸売業者さんは仕入れ先全社を集め注意喚起され(ここまでは当然のことですが)、チェックが厳しくなり、従来行ってきた作業基準の変更さえ要求される事もあり、傍迷惑と感じることもあります。
この問題を解決するには、とても単純なことで、各メーカーが工学博士を雇い、コストが掛かっても言われるとおりの方法でヒールを取り付ければそれで終わると思います。

しかし靴作りも経済活動であり、メーカーでのコストのかけ方はそれぞれの事情(考え方)があって当然であり、流通業においても価格に係るとなるとあまり厳しくできなくなる様です。
つまりお金をあまり掛けないでヒールとれの事故を無くしたいというくらいの重要性であろうかと思います。
一方、消費者にとってヒールパンプスが危険な靴という印象をもつことは、これを製造するメーカーにとって共通の不利益となるので、事故を減少して消費者に迷惑を掛けないようにすることは重要なテーマです。
問題を抱えている各関係先の一助になればと思い、この問題を取り上げます。


問題の把握
●問題をどのように把握する?
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posted by 株式会社 パイン at 22:05| Comment(0) | 靴作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月13日

CADを使った靴型デザイン(その3)

最初に靴をデザインするとき、靴型とヒールはセットで選定したり製作したりします。
ヒールパンプスのシルエットはこの二つで決まりますし、両者のパラメータに整合性がないと靴として組み立てられません。
最初に使う既成のヒールが分かっている場合は、靴型はヒールに合わせながら、バランス(シルエット)を調整しながら作り込みます。

つまり靴型とヒールは密接な関係があります。

私は靴型で暗礁に乗り上げたとき、ヒールを手掛けます。
ヒールは比較的パラメータが少なく、形状もシンプルなのでCADによるデザインが容易です。
気分転換になるし、やっているうちに靴型にも応用できる良いアイデアが生まれることもあります。

今、つっかえていることがあるのでヒールのデザイン手法をまとめてみました。
パラメトリックデザインとはどのようなものかというイメージも掴めると思います。

YOUTUBEにアップしましたので、覘いてみてください。



posted by 株式会社 パイン at 20:06| Comment(0) | CAD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする